ネットショップ運営ってどんな仕事?1日のリアルすぎる仕事内容

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コロナ後の世界は変わりつつあります。

非接触を中心とした新たな生活様式が広がっています。

  • 買い物は通販の利用
  • 支払いは電子決済の利用
  • ソーシャルディスタンス・距離を取ろう
  • テレワークや時間差出勤の導入
  • 大人数での会食を避けよう
  • 公共の場所での会話を控えめに

いまの段階では、どの対策が今後も続くのかは分かりませんが・・・、テレワークの導入・電子決済・そして通販は今後もさらに増えていくのではないかと感じています。

今回はその中の一つ、ネットショップ運営担当の一日を追ってみました!

ネットショップ運営ってキツいの?ネットショップ運営って残業多いの?ネットショップ運営って儲かるの?気になるネットショップ運営のリアル、気になりませんか?

AIに奪われない仕事、将来性のある仕事。

これって仕事を決める上で、少なからず気になる内容の一つですよね。

ネットショップは、不景気と呼ばれた時代、1997年ころから日本に根付きはじめます。

楽天市場の誕生です。

そこから、まさに右肩上がりの成長を続けています。また、近頃では芸能人でも実はネットショップに参入し、大成功を収めているなんて話も耳にします。

ネットショップ運営。

憧れませんか?

今回はそんな右肩上がりの職業、ネットショップの運営と実際の業務内容についてご紹介したいと思います。

なお、ここでご紹介するのは、一つの例です。すべての通販担当者が同じような業務時間で動いている訳ではありません。しかし、どんな内容の仕事を行っているのかはよく理解できると思います。

ネットショップ運営 WEBデザイナーの1日

ネットショップ運営スタッフの一日

WEBデザイナーの主な仕事

ショップデザインの作成やページ更新、修正、広告に使うバナーの作成、メルマガ作成などが主な仕事です。

小さな会社や少人数の職場では、商品の写真撮影を行ったりする場合もあります。

WEBデザイナーの1日の仕事スケジュール

朝 午前

コーヒー飲みながら、観葉植物に水をあげている。ツヤっツヤのキレイなデスク、2個並べられた大きなモニターを眺める。一つ一つのデスクはパーテーションで仕切られている。

webデザイナーの一日

大きなゴムボールに座りながら、ラフなスタイル、耳のイヤホンからは音楽が流れている…

と憧れる職業のWEBデザイナー。

会社によって、こんなドラマに出てくるような職場環境とは程遠い場合もあったりなかったり…笑

では気を取り直して。

1日のスケジュール確認とメールチェックを行います。スケジュールの確認はディレクターや店長、または社長などの統括管理をしている人と行ったり、スタッフ同士でチェックをしたりしています。

まず最初に、楽天市場やヤフーショッピングなどのモール型サイトに出店している場合には、モール全体で行われるイベントの確認を行います。

ポイントアップ企画や、有名なイベントでは楽天スーパーセールなどがありますよね。

そんな本日開始されるイベントバナーの準備と、すでに制作用意されているページがあればアップします。

また、広告の入稿期限が迫っていたり、配信のタイミングのあるメルマガの作成などは早めに片付けてしまいます。

ページの更新も午前中に行う事が多いです。

在庫切れの商品画像から、ほかの商品画像に変えたり、バナーを差し替えたりします。

WEBデザイナーはSEOを理解している場合も多いので、アクセス分析からキーワード確認して、商品名や説明文を変えるなんて場合もあります。

ただしSEOに関する部分は売上げを左右する重要な部分なだけに、店長やほかのスタッフと確認しあい、了承を得た上で変更するようにしましょう。

ec-a day

午後

期限が迫っていないような制作を行う事が多い午後の業務。じっくりと制作に打ち込める時間です。

お昼ご飯を食べすぎ、眠くなったりしませんか?ネットショップを行う会社は柔軟な発想のベンチャー企業も多く、お昼寝タイムなんてものもあるかもしれませんね!

まぁ、うちの会社はお昼も食べれないような場合もありますが…笑

じっくりと制作の時間に充てれる午後には、次のイベントのページ制作や、新商品の画像制作、商品ページ作成などを行います。

商品ページひとつとっても、意外に作業行程が多くあります。

写真撮影、写真加工、採寸や重さ計測、画像作成、キーワードチェック、ライバル商品チェック、商品説明文、商品名、カテゴリー設定、タグID設定、在庫連携、HTML作成・・・

これで一つの長文記事が書けそうです^^;

ここ数年は特に商品ページ登録が厳しくなり、しっかりと商品に合致したカテゴリー登録やタグIDの登録、JANコードの記入など制限が多く、やる事が増えています。

特に新商品が増える時などはいっぱいいっぱいのWEBデザイナーの仕事。

私もこのWEBデザイナー職なので、声を大にして言いたいです!

「最近作業が遅く感じるのは、やる事が増えてるんです!!」

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ネットショップ運営 店長の1日

店長の一日

店長の主な仕事

ショップの全ての責任者である店長。当然、売上げの責任も担う重要な仕事です。

全てのスタッフの業務を把握し、ショップのかじ取りを行います。イベント・企画・スタッフ管理、売上げ管理、仕入れ、配送、広告、時にはメルマガやSNSも書くかもしれません。

実際には店長はどんな一日をすごしているのでしょうか。

ショップや会社の大小により、店長の業務内容は大きく変わってきます。

たとえば、小さな会社では経営者=店長という場合もあります。その場合には、経費管理からスタッフの給料、売上げ管理まで全てを把握する必要があり、まさに店長の動きがそのままショップの動きとなる、そのショップのキーマンとなります。

店長が体を壊してダウンしてしまったら、ショップも止まってしまいそうですね。

一方、社長と店長が違う場合には、店長は主にショップの売上げの最大化のみに注力します。経費管理、会社全体の利益管理を行う社長とは、常に密な打ち合わせを行い、ショップの全権を任されます。

このような店長の場合には、経費管理は社長に任せることができるため、販促計画やスタッフのマネジメントに力を100%使う事ができます。

店長の仕事

店長の1日の仕事スケジュール

朝 午前

朝のスタッフとのミーティングはショップの一日の動きを左右するとても大切な時間です。各スタッフの一日の作業確認、ショップの状況確認、売上げ確認、時にはライバル店の確認も行います。

午前中の店長はとにかく大忙し。ミーティングで半日終わってしまうこともあるかもしれません。

売上げを左右する検索アルゴリズムの変化や、ショップの存続やペナルティにも直結するショッピングモールの仕様変更、メンテナンス情報、ガイドライン・ルールの変更、更新情報などを確認することも大切な業務の一部になります。

売上げに関連する確認事項

  • 検索アルゴリズムの変更
  • ライバル店、ライバル商品の動向
  • モール全体イベント
  • その他、関連するジャンルには敏感にアンテナを張る

補足ですが、関連するジャンルにアンテナを張るについて。

たとえば、テレビで商材を取り上げられたりすると、直後に売上げが爆発します。テレビの反応が、肌感覚では一番大きいですが、ほかにも雑誌、新聞、インターネット、Youtube、SNSなどさまざまな場所に売上げを左右するヒントが隠されているはずです。

そういった商材は、目立つ場所にバナーをだしたり、すぐに在庫を確保できるなら、すぐに在庫確保を行ったりすることも店長の仕事です。

ネットショップ店長の一日の仕事

午後

午後ももちろん打ち合わせを行うことがあります。社長との打ち合わせやショッピングモールの担当者、コンサルタントなどです。

ショッピングモールの担当者やコンサルタントは、モールのイベントや販促情報を教えてくれたり、最適な広告を探してくれたりします。担当者によって広告の話しかしないような使えない担当者もいますが。笑

それでも担当者やコンサルタントとは密に連絡をとっていれば、ショップにとってイイ話がはいってくることもあります。

ほかには、店長がメルマガを書く場合もあります。画像はデザイナーにつくってもらうこともありますが、記事は店長自らが書くといったことがあります。

さらには、SNS投稿などの情報発信を行うようなこともあります。

小さな会社で、業務がそこまで細分化されていない場合には、店長がデータ分析を行うことがあります。

お客さんはどんなキーワードで来店しているのか?アクセス数は下がっているのか、上がっているのか?コンバージョンは?客単価は?

こういったショップデータを分析して、次の施策を考えたり、ショップ改善の指示をだしたりします。

このように店長の仕事は多岐に渡ります。まだ紹介していない内容としては、受注業務や配送業務を手伝うこともあります。

しかし、店長の業務のメインとなるものは、売上げの最大化です。

たくさんのデータ、モールの動向、ライバル店、自店舗の在庫状況、季節、天気などのさまざまな判断材料から総合的に判断し、売上げを最大化するための施策を行っています。

ネットショップ運営 受注担当の一日

ここからは、より専門的な業務を行うスタッフの一日について、ご紹介したいと思います。

受注担当の主な仕事

まずは、受注担当者です。

受注担当とは、注文の処理を行ったり、問い合わせ対応を行ったりするスタッフのことです。

ショップに入ってくる全ての注文に対して、チェックを行い、注文確認メールなどのメールを注文者に送り、注文データをまとめて、配送担当者に引き継ぐまでを行います。

一般的な受注処理の流れ

  1. 注文確認
  2. メール問い合わせ確認(注文データに反映)
  3. (場合により注文データ修正)
  4. 注文確認メールを注文者に送信
  5. ピッキングデータ作成
  6. 注文データをcsvでダウンロード
  7. 配送会社の配送伝票作成ソフトに取り込み
  8. 配送伝票作成
  9. 商品のピッキング
  10. 商品の梱包
  11. 商品の出荷

備考:

2. 問い合わせでキャンセル依頼や住所変更、注文数の変更などの問い合わせメールが来ていた場合には、ここで修正を行い、再決済を掛けます。

3. 注文を2回に分けて行っていた注文者の場合には、同梱処理をかけてあげて、送料を1回分に修正して、1回でまとめて出荷をしたりします。また、クレジット決済が通らなかったお客さんには連絡をして、別の決済方法に修正を行います。時にはキャンセルを行うこともあります。

5. ピッキングデータとは、どの商品(どのカラー・サイズ)を何個用意するのかが明示されているデータです。

6. 注文データcsvとは、注文者、注文商品、配送先などが明示されたデータ一覧です。

7.8. 配送伝票とは、ダンボールに貼ってあるシールです。荷物の送り主、受取人が書かれています。

10. 梱包とは、商品を最適な大きさのダンボールや紙袋に入れる作業です。

受注担当の1日の仕事スケジュール

朝 午前

メールのチェックから入ります。たとえば、商品についての質問や不具合の連絡、注文の修正依頼、キャンセル依頼などさまざまなメールがあります。

「商品を頼んだがいつ届くのか」や、「ちゃんと注文が入っているか確認したい」

など、少し待っていれば、これから受注担当者がしっかり確認し、確認のメールをいれますよって内容まで連絡される場合もあります。

また、朝は電話が集中する時間帯でもあります。主な内容は、メールと同じです。

注文を一つずつチェックし、受注データをダウンロードするまでを行います。

午後

楽天のあす楽サービスYahoo!ショッピングのあすつくサービスなど、商品が注文した翌日に到着するようなサービスを行っているショップは、この一連の処理をスピーディに行う必要があります。

一般的には翌日配送サービスには毎日締切の時間があり、13時までの注文で翌日到着や15時までに…というように、決められています。

〆の時間になったら、一旦その日の注文をまとめ、受注データ、ピッキングデータをダウンロードして、次の出荷担当者に引き継ぎます。

実は、受注担当者の業務に、ショップのその後の売上げを左右しかねない大切な業務があります。

実は、ショップで、どの商品がいつどれだけ売れたのか、を一番把握しているのは受注担当者だったりします。

商品の発注のを行う店長のために、どんな商品が売れやすいのか、データをまとめる事をしたりします。このデータは発注だけではなく、ページ更新を行うWEBデザイナーほか、ショップのスタッフに共有されたりする、ショップ改善の重要なヒントとなります。

また、受注担当者はクレームやお客さんの意見、感想を直接目にしたり、聞いたりします。これもショップ改善のヒントとなります。

このようなお客さんの声をまとめることを受注担当者が行う場合があります。

ネットショップ運営 出荷担当の一日

商品の梱包・出荷

出荷担当の主な仕事

出荷担当とは、商品のピッキングから、梱包、配送会社に商品を渡すまでを担当する仕事を行っています。受注担当者から引き継いだピッキングデータおよび、受注データを元に、間違いのない商品をダンボールに詰める大切な仕事です。

商品を直接扱う出荷担当者は、商品の検品を行います。また、出荷された商品は、そのままの形で購入者に届けられるのです。購入者は、出荷担当者が詰めた商品をそのままの形で手にするため、出荷時の商品の状態というのは、購入者の満足度を大きく左右します。

丁寧に商品が扱われているか。商品は汚れや不備がないか。商品の第一印象は、ショップの印象までを問われることもあるため、ショップにとっては大切な業務ということになります。

朝 午前

朝ですが、受注担当者が受注処理を行っているため、実はやる事がなかったりします。そのため、出荷担当者は、午後からのパートタイム勤務の場合もあります。

逆に午後には出荷の時間リミットもあり一気に忙しくなります。ショップによっては、受注担当者が梱包を手伝ったり、店長やWEBデザイナーが手伝うこともあります。

午後

午後からが出荷担当者の仕事の本番です。

受注担当者から受け取ったピッキングデータを元に、どの商品のどのサイズ・カラーを何個用意するのかを、商品棚から準備します。

その際には間違いが絶対にあってはいけません。2人でのダブルチェックなど、確認することも大切です。商品を準備したら、商品の検品チェック、ラッピングや熨斗(のし)等の有無、プレゼント品の場合には、値段の分かるものは入れないなど細かいチェック項目も確認していきます。

また、ショップの販促チラシを入れたり、手書きのメッセージカードを入れるようなショップもあります。手書きのメッセージなどは、注文数が少ないうちだからできるのかもしれませんが、それでも相当の労力と時間を必要とします。

これは、商品の梱包・出荷作業は、直接お客さんが手にする唯一のものだからです。

商品を間違いなく梱包して、配送業者の伝票を貼り、出荷を行います。

出荷が全て終わって仕事が終了ではありません。

配送伝票に記載されていた荷物追跡番号が書かれた出荷データをまとめ、受注担当者に渡します。受注担当者は、荷物追跡番号を注文者にメール通知し、出荷完了の報告を行います。

まとめ

以上、店長、WEBデザイナー、受注担当、出荷担当と、ネットショップにおける4つの仕事についてそれぞれの一日をまとめてみました。

ネットショップを始めたい方はとても多く、でも実際に始めてみると、理想とのギャップに辞めてしまう方も多く存在します。

ネットショップを始める前に、この記事に出会えたかたは是非、実際のネットショップ現場がどんなものか理解し、準備を行ってもらえればと思い、今回はこんな内容にしてみました。

なお、ネットショップの大きさには、ほんとうに様々な状態があります。

もちろん小さなショップでは店長と数人で全ての業務を兼任する状態が続きます。店長一人で、つまり個人事業で行う方もいるでしょう。

逆に大きいショップでは、それぞれの業務に数人のスタッフが配置されたり、各業務がさらに細分化される事もあるでしょう。

あなたにとって、この記事がネットショプスタートのきっかけになれば嬉しい限りです。

最後までお読みいただきましてありがとうございます!

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