楽天市場の店舗内リコメンド機能が変更されています。
お気づきですか?
商品ページの下の方にある
(スマホ)この商品を買った人はこれも
(パソコン)この商品を買った人は、こんな商品にも興味を持っています
というコンテンツの部分です。
これまではコンテンツの名前通り、店舗内の商品のみを表示していたのですが、昨日(2017年11月13日)から、楽天市場内の関連商品を表示するようになっています。
ただ、これが正式採用なのかは不明です。
私の知る限りでは、先月にもテスト的に一度店舗外表示に切り替えられた事がありました。
ただし、テストを繰り返しているという事は、この先採用の方向で進んでいるものと思われます。
店舗内リコメンド機能変更に伴う店舗対応
それでは店舗内リコメンド機能が、楽天市場内リコメンド機能に切り替わった時の店舗対応はどうすればいいのでしょうか。
このリコメンド機能仕様変更により、店舗にはどんなメリット、デメリットが生まれ、また、得する店舗、損する店舗も生まれてきそうですね。考察しました。
上位店・有名店の対応
コンテンツ使用している/していない
コンテンツの場所
イーザッカマニア (e-zakkamania)
コンテンツ○
場所カートのすぐ下
オシャレウォーカー (osharewalker)
コンテンツ×
ピエロ (pierrot)
コンテンツ○
場所カートのすぐ下
eeショッピング (ee-shopping)
コンテンツ○
最下部
モダンデコ (dondon)
コンテンツ○
場所カートのすぐ下
エディオン (edion)
コンテンツ○
場所カートのすぐ下
Joshin web (jism)
コンテンツ○
場所カートのすぐ下
■ブランドアベニュー
BEAMS (beams)
コンテンツ○
商品説明文より上
意外とほとんどの店舗で、引き続きリコメンド機能を導入しているという結果でした。
ただし、リコメンド機能を使っている場所には店舗により様々です。
ショップの特色、取り扱い商品によっても最適な場所があるものと思います。
いずれにしても上位店・有名店では楽天市場内リコメンド機能を採用している場合が多いという結果でした。
楽天市場内リコメンド機能のメリット・デメリット
店舗内リコメンド機能から、楽天市場内リコメンド機能に切り替えられた時に生じるメリット・デメリットとはなんでしょうか。
メリット
- 他店舗からのアクセスが増える
- 売上げ増える
おそらくこれに尽きるでしょう。
売上げが増えるというのは、ちょっとピンとこないかもしれませんが、後ほど説明します。
デメリット
- 他店舗にお客さんが奪われる
- 売上げが減る
- 商品比較される
書い周り対策をする事は、ショップとしては必要な事だが、それが他店舗へのリンクなのだから今のところデメリットの方が圧倒的にイメージされてしまいます。
楽天市場内リコメンド機能に対する最善策
リコメンド機能を改めて見ると、商品ごとに他店舗商品が多いものと、自店舗商品が多いものとで分かれている。
この差はなんだろうか。
他店舗の商品ばかりが並ぶのはやはり、自店舗にとっては、総合的に考えてマイナスに働くことになると考えます。
しかし、ここに自店舗の商品が多く並んでいるなら、メリットの方が多くなる可能性があります。
それは、我がショップ同様に、他店舗のリコメンド機能に当店の商品が並んでいるからです。
何店舗ものほかのショップのリコメンド機能に自店舗の商品が並んでいるなら、それはそれでアクセスが増えることになる。
他店舗リコメンド機能からのアクセス > 自店舗リコメンド機能からの流出
この状態でなければ、リコメンド機能を付けている意味はないでしょう。
しかし、現状では応急処置的な対策のみご紹介させていただきます。
今後さらに研究が必要になり、その結果はまた次回以降ご案内させて頂きます。
楽天市場内リコメンド機能に対する対応
1. 明らかに商品ページからの離脱率が増えた時 (リコメンド機能で他店舗にアクセスが流れてしまう時)
リコメンド機能の停止を行なって下さい。
RMSトップ > [1-2] デザイン設定 > 各種パーツ表示の設定
2. 今までと離脱率は大幅に変化がない時
商品ページの並び順機能で、リコメンド機能を最下部に移動させて下さい。
1-2 デザイン設定 > 並び順の設定 > 商品ページ
他店舗からのリコメンド機能によるアクセスは現状のままで、当店からの流出をなるべく防ぐ事ができます。
(といっても気持ち程度でしょうが…)
まとめ
リコメンド機能に表示されるアルゴリズムがある程度解明できれば、自店舗商品で埋め尽くす事も可能になります。
すると、他店舗のリコメンド機能からのアクセスはそのままに、自店舗リコメンド機能からの流出は防げるのではないかと考えています。
これはまだまだ研究が必要ですね…
楽天市場にしてみれば、リコメンド機能の対象を楽天市場全体にした事で大きなメリットとなります。
しかし、ショップにとっては気分のいい変更ではありませんね。
なんとか、ハッキリした対策を打ちたいものです。
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