いろんな商品ページを見ていて思うのは、メリットはあるのにデメリットがない…。
コレ、購入する側からすると不安じゃないですか?結局デメリットがないから他の商品と見比べるのは購入する側の役目。
ウチの商品いいですよー!安いですよ!品質が良いですよ!機能性が優れてますよ!高評価ですよ!
こんな言葉だけを並べても全然響きません。
もちろん、商品ページにメリットは必要です。商品を手に取った時に得られる顧客体験を伝えてあげることで、購入後のイメージがつきやすく、購入に繋がりやすいのはデータが証明しています。
ただこんな人も少なからずいるはず。どちらかというとデメリットの方が気になるんですが…
商品のデメリットとは、他の商品に比べてなにが劣っているのかということ。
色んな理由があると思いますがたとえば…
- 金額が高い
- キズがある
- 外箱がない
- 説明書が英語
- 衣類の生地が薄い
- 電池が付いていない
- 形が不細工
- 色ムラがある
ということで、今回は商品のメリット・デメリットを伝える事の重要性についてまとめてみました。
ECサイト商品のデメリットを伝える重要性
冒頭でもお話しした通り、デメリットを伝える事は必須項目です!
デメリットを隠して商品を売る事自体が、ショップにとってデメリットです。
デメリットを隠していた結果
商品のデメリットを隠して売ったときに、どんな結果が考えられるでしょうか。
- 悪いレビューが付く
- クレームが来る
- 問い合わせが増える
- 返品処理に追われる
- 結果、検索順位が下がる
商品のデメリットを隠して販売した時に、たしかに売上は一時的に上がります。
しかし、レビューが悪くなると次からは圧倒的に売れにくくなってしまいます。
基本的には商品ページはコンテンツです。コンテンツは積み上げていかなければ売上げは積み上がっていきません。
時間をかけて作った商品ページが、悪いレビューのせいで使えないページになってしまうのでは、ショップとしてもったいないですよね。
デメリットを隠していたおかげで、レビューが悪くなり、クレームなどでショップの作業も増え、最終的には商品は売れなくなるでしょう。
デメリットはショップにとってメリットになる
販売ペースは遅くても、1年後も2年後も少しずついいレビューが溜まっていき、売れ続けていく方が最終的にはショップとしてはメリットです。
デメリットと思いがちですが、顧客からしてみると反対です。
冒頭でもお話したように、メリットよりもデメリットの方が気になるからです。
お客さんはデメリットが気になる
たとえば、ポップアップテントが3,980円で売っていた。相場からすると安いです。でもなぜ安いのかを考えてしまいますよね。何も機能がついていないんじゃないか。安いだけの粗悪品じゃないか。
商品を購入する時にはいろんな不安を考えて、ほかのお客さんのレビューを確認する行動にでます。そこでデメリットを理解して、デメリットに納得した上で購入に至ります。
「安いけど、最初の内はオイルのようなニオイがしますよ!」
「メッシュ生地がないから夏は暑いよ!」
「注文から商品が届くまでが早いよ!」
「ファスナーが壊れていたけどすぐに交換対応してくれた」
いろんなレビューを見て、それでも安いからコレは買いだ!いろんなレビューを見て、デメリットを確認して、金額とのバランスを見て、購入するのか辞めるのか。
これがお客さんの通常の行動です。
でもそんな時に敢えてデメリットを商品ページに載せたらどうでしょう。
お客さんは他のお客さんのレビューを探しに行かなくて済みますし、素直にデメリットを教えてくれるショップに好感が持てます。
ショップの運営体制の質が上がる
また、デメリットを伝えることで、ショップの運営体制の質が上がります。
たとえば・・・
「この商品は輸送により外箱が凹んでいたり、汚れていたりします。」
「この商品は形は不揃いですが、味は保証します」
デメリットを言うことで、他の良さが際立つ印象ももつことができます。
デメリットを紹介している実際の商品
傷の写真を入れることで、それ以外の部分は保証されているような印象を受ける。
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これは、「アウトレット」「訳アリ」というキーワード対策のために、商品名にアウトレットが入っている感じです。なぜアウトレットなのか記載がなく、さらに1年保証も付いている。なぜ?今回の記事内容を悪用したような商品。でも安い。ほしい!
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こちらも「アウトレット」のキーワード対策でアウトレットを名乗っているだけの商品。全体的に下着を扱うショップはこのような名前だけのアウトレット品が多い。
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工場で発生した形崩れや不揃いが訳ありの理由。でも味は変わらないので、自分で食べる場合にはお得ですよね。
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コメント
みっど店長
こんにちわ!
でめきんです。
デメリットって隠したくなりがちですが、
長期的に考えると、
公表することが大事なんですね♪
でめきんさん、ありがとうございます!
コレは本当にその通りだと感じています。長期的には、デメリットを改善しながら運営していった方がいいのは間違いないですが、隠していいことはないと思っています!