ネットショップのおすすめは?モール型と独自型サイト

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ネットショップをこれから始めるときに、必ず迷うのが、楽天市場やヤフーショッピングに代表されるようなモール型に出店するのがいいか、または、独自型サイトにすればいいのかという悩みです。

独自型サイトorモール型サイト

それぞれメリットもデメリットもあり大変難しいところ。

特にこれからネットショップを始める初心者にとっては、余計に分からない部分だと思います。

今回は、ネットショップのモール型と独立型のメリット・デメリットをはじめ、徹底的に二つを比較して、どちらがおすすめなのか、ご紹介をしたいと思います。

モール型サイトとは

モール型サイトとは

モール型とは、楽天市場やヤフーショッピングのように、大きなショッピングモールに沢山のショップが出店している構造になっています。

実店舗で言うと、イオンショッピングモールや、ららぽーと、プレミアムアウトレットなどなど。沢山のショップが入っているので、色々と見て歩くのも楽しいですよね。

モール全体でセールやイベントを行うこともありますし、個々のショップ単体でイベントを行うこともあります。

お客さんは、たとえば、ららぽーとに行けば「欲しいものが見つかりそう」「あそこならたくさんの種類がある」という風に、出店している個々のショップではなく、一般的にはモール全体で価値を付けています。

モール型サイトのメリット

メリット

モール型ショッピングサイトのメリット

  • 集客はモールが行なってくれる
  • すぐに売上げが出やすい
  • サポートや運営マニュアルがある
  • 安心・安全に買い物ができる

モール型のメリットとして一番に伝えたいのは、安定的に集客できる点です。

たとえば楽天では、集客は楽天がしてくれます。時にはyahooやGoogle広告、時にはテレビCM。

多くのお金を使って非常に多くのお客さんをモールに集め、個々のショップはそこから自分のショップにできる限りショップを誘導しようと、いろいろと対策を打ちます。

具体的な方法としては、モール内SEO、モール内サーチワード広告、バナー広告などがあります。

外部集客→モール内集客→ショップ

楽天市場のモール内SEOについてご紹介しています。

楽天市場の最新モール内SEO!商品名、キャッチコピー、商品説明文など、SEOを意識した商品ページ作成の方法と、売上げに繋がる検索キーワードの見つけ方(最新2020年楽天SEO) 現役店長さん達の情報集LINE登録

モールの比較についてまとめてみました。

楽天市場、アマゾン、Yahooショッピング、その他Makeshop、BASE、zozoタウン・・・。通販戦国時代に通販初心者が出店する際に考慮すべき答えとは。集客力やデザイン性、操作性ではないもっとも重要な答えとは。

Yahooショッピング

モール型サイトのデメリット

デメリット

モール型ショッピングにもデメリットがあります。そのデメリットゆえ、何年もモールに出店しているショップでさえ、迷う部分でもあります。

モール型サイトのデメリット

  • 出店手数料が高い
  • モール依存する部分が多い
  • ページの自由度が制限される
  • 販売できない商品がある
  • 規約・制限が多い
  • ペナルティがある
  • 顧客データが入手できない
  • データ分析に制限がある

よくよくデメリットを挙げてみると、出る出る…

当店を含め、よくこんなデメリットだらけの場所で出店し続けていると思います!笑

それでも、それだけのデメリットがあっても、モールからのアクセスは魅力的なんです。

結論を先に言ってしまうと…

ネットショップ初心者はまずはモールから始め、安定的にリピーターが増えてきたら、独自サイトを併設、いずれ独自サイトをメインに運営するのが、おすすめかなと感じています。

モール型→モール型・独自型併設→独自型メイン

独自型サイトとは

独自型サイトとは、楽天市場やアマゾンではなく、独自にサーバー、ドメインを契約し運営する方法もしくは、ネットショップ制作サービスを利用してショップを運営する方法です。

独自型サイトにも色々種類があり、ショップサーブやMAKE SHOP、STORES.jp、EC-CUBE

wordpressなどのASPを使う方法と、完全にゼロから作り上げる方法などがあります。

前者の場合には、デザインほか多少の制限はありますが、モール型に比べると自由度が高く、オリジナリティあるショップを作りあげることが可能です。

後者のような完全にゼロから作り上げる方法は、ショップを構築するまでに相当な時間・手間・なにより費用がかかる上、初期の頃には不具合を調節しながら運営を行っていくことが予想されます。

(私も未経験ですいません)

というのも、ネットショップはページデザインが出来れば(商品を並べれば)完成ではなく、裏では決済システムの導入、商品データのアウトプットとインポート、配送データのアウトプットとインポート、各種レポートのアウトプット、帳票類の印刷、顧客データ管理など…

間違いをおかさずに正確に運用していかなければならないシステムが多すぎて、これをやってみようとも思いません。

これらの理由から、この記事では今後、独自型ショップという場合には、完全なゼロからの構築ではなく、ASPを使ったショップと定義します。

独自型サイトのメリット

独自型サイトには下記のようなメリットがあります。

  • 手数料が安い
  • 運営費用が安い
  • 自由度の高いショップが作れる
  • 販売禁止商品がない
  • 顧客データを管理できる
  • 多角的なデータ分析ができる

独自型サイトは、モール型に比べて圧倒的に手数料が安い点がおすすめです。

単純に計算すれば、楽天市場は約20パーセント程の手数料を取られるのに対し、独自型は決済手数料の3〜5パーセント、そして毎月の固定費が高くても1万円ほどです。

費用でいうと、ほかにも梱包費や送料、人件費、在庫管理費用等がかかりますが、それはモール型、独立型どちらにも共通なので、今回の比較には含みませんが、楽天市場で20パーセントの手数料を取られてしまうと、その他の費用を考えると、1商品あたりの仕入れ率が6がけを超えてしまうと厳しいのではないでしょうか。(仕入れ金額が販売金額の6割以上になる場合)

このような圧倒的に高いモール型の手数料に限界を感じ、出店を継続できないショップは実は山のようにあります。

独自型サイトの安い手数料は、1番のメリットだと思います。

独自型サイトのデメリット

良いとこだらけのように見える独自型サイトですが、デメリットもあります。

集客です。

いくら良い商品があり、いいショップを作ってもお客さんが来なければ売り上げが立ちません。

初めてネットショップをする、ネットショップ初心者にとっては、集客はかなり苦戦することと思います。

モール型はイオンやららぽーとの様なショッピングモールに近いというお話をしましたが、一方で独自型サイトは、その辺の道に建つ路面店です。

あなたが今、たとえばカフェやブティックを店舗を借りて始める時に、どこに店を構えるでしょうか。

本当は駅前や大きな国道沿いの人や車がたくさん通る場所に出店したいと考えるはずです。

しかし家賃を考え、一等地は諦め、それなりの家賃を支払えそうなそれなりの場所に落ち着くでしょう。

ところが、店を構えても通行人にしかお店を認知してもらえずに、集客の悩みを抱えることになります。

チラシを撒こうか、雑誌に広告を出そうか、インスタを積極的に投稿しようか、インスタ広告を出そうか…

もう少しネットに詳しい人なら、キーワード広告やSEO対策を始めるかもしれません。

いずれにしても積極的にお店を認知してもらうには、お金や時間、労力がかかることがお判りいただけると思います。

独自型サイトもこれとほぼ同じ状況で、なおかつ、ネットショップの場合には、さらに厳しい状況が待っています。

お店を構えただけでは、何もしなければまず売り上げはゼロです。

ネットショップの場合には通行人もいません。誰にもお店がある事を気づいてもらえない状態になります。

そこでネットショップ独自型サイトの場合も、例えのように広告や積極的なSNS発信、SEOなどをお金と時間をかけて行うことになります。

モール型の場合には、この集客の多くをモールが行っていると考えることができます。

モール型の高い手数料は、集客費用も含まれているのです。

集客を自分で行うのか、モールが行うのか。

集客方法の違いでどちらを選ぶのかを決めるショップも少なくありません。

そのほか、独自型サイトのデメリットとして、サポートやマニュアルがないことも挙げられます。

たとえば楽天市場の場合には、ページ編集や注文処理など、分からないことは楽天サポートセンターに問い合わせることができます。

広告や売り上げアップなど専属のコンサルタントと相談して、最適な提案を受けることもできます。必要な情報をすぐに入手することができます。

お客さんに対しても、サポートセンターに問い合わせをしてもらうこともできます。

独自型サイトのデメリット

  • 集客が難しい
  • マニュアルやサポートがない
  • 制作が難しい

おすすめの独自型サイト

Makeshop (メイクショップ)

MakeShopは、国内2万店舗を誇る「ネットショップ」構築システムです。実はうちの会社でも使っているショッピングカートシステムです。



Eストアショップサーブ

EストアーショップサーブはMakeshopとならび、有名なショッピングカートシステムです。通常のショッピング機能はもちろん、ポイントを付けたり、アフィリエイトサービスが使えたりと独自の機能も充実しています。

カラーミーショップ

カラーミーショップは、その安さが魅力で、いままでたくさんのクライアントさんからサイト構築の依頼をいただいています。また実際に出店をしなくても、検討段階でほぼ間違いなく検討サイトの一つに入っているショッピングカートシステムです。


BASE (ベイス)

無料ですが、BASEもおすすめです。おしゃれなデザインも多く、個人出店から、有名企業まで幅広い企業まで出店しています。最低限のショッピング機能はついており、独自ドメインにも対応します。



STORES.jp

こちらも無料ですが、おすすめなのがSTORESです。BASEなど無料のカートシステムでも手数料はどうしても費用がかかりますが、STORES.jpには無料プランと有料プランがあり、どちらも安い手数料が魅力です。

初心者におすすめのネットショップはどっち?

独自型サイト、モール型サイトそれぞれのメリット、デメリットを確認してきました。

それでは、初心者がネットショップを始めるときには、どちらを選べばいいのでしょうか。

ずばり…

初心者にはモール型サイトがおすすめ

少し説明しましたが、まずはモール型ショッピングサイトでスタートさせた方がいいでしょう。

その理由は、独自型ショッピングサイトでは、集客のハードルが高すぎるからです。

もし、すでにサイト運営や、ブログで集客に成功している方ならこの対象ではありませんが、集客のノウハウがなければお客さんはほぼ来ません。

ゼロだと思ってください。

したがって、モール型のように、費用はグッと抑えられますが、売り上げが一向に上がらずにさりげなくフェードアウトするのが目に見えています。

それよりは、高い手数料を支払ってでも、少しづつ売り上げを積み重ねていき、その中で販売のノウハウを学び、受注業務、出荷業務のノウハウを手に入れ、売れる商品や自店舗の販売スタイルを確立してください。

モール型ショッピングサイトで得た販売スタイルの確立、そして、顧客がついてきたら、独自型サイトも並行してオープンさせるという方法がおすすめです。

モール型サイトから独立型サイトへの移行は浮いた手数料分で販促やサービスを行なってもいいですし、モール型は引き続き運営していてもいいと思います。

どうでしたか?

モール型と独自型、大体のイメージはついたでしょうか。

いずれにしてもまずはショップをオープンさせるハードルがあります。当サイトでは引き続きネットショップに関する記事により、ネットショップ運営をサポートしていきます!

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