楽天モール内SEO 売上を上げるための商品名のつけ方

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楽天市場でアクセス、そして売り上げを大きく左右するのは、商品の良さや価格の安さではありません。

モール内SEOです。

あれ?

言い切って大丈夫(°▽°)?

言い切ってしまいましたが…

あながち間違いでないんですよ!

モール内SEOを行うことで、売り上げアップは必ずできます。

モール内SEOとは、楽天市場内(または、アマゾンとかYahoo!ショッピングでもいいんですが、とにかくモールの中)で、検索キーワード対策を行うことを言います。

上位で売り上げを伸ばしているショップは100%モール内SEOを行っています。

多くのジャンルで飽和状態になりつつある楽天市場では、商品名のつけ方一つをとっても、決してカンに頼ったつけ方では、もはや通用しなくなっています。

そして、これまでSEO対策できていたショップも、楽天検索アルゴリズムは日々変化しています。これまでと同じ方法では、売り上げが下がっているのではないでしょうか?

今回は、ショップの売り上げを左右するもっとも大切な部分。日々変化する楽天市場の検索アルゴリズムと、モール内SEOについて、最新の情報をまとめてみました。

楽天モール内SEOを改めて整理してみよう

楽天SEO 商品名の付け方

SEOの基本を抑えることで、今まで行っていたキーワード対策にも新たな発見があるかもしれない!ということで…

そして初心者の方にも、はじめてモール内SEOを行う方にも分かりやすく、でも、ささっとモール内SEOについて整理しましょう。

モール内SEOとは

あなたは楽天市場で商品を探す時に、どのようにして目的の商品を探していますか?

多くの場合は検索窓にキーワードを入れて検索しているはずです。

検索ボタンを押すと、キーワードに一致した商品が一覧で表示されますが、商品名や、商品説明文に一致するキーワードが入っていた場合に一覧表示されることになります。

逆に言うと、例えば、浮き輪というキーワードで検索された場合、実店舗で大人気の浮き輪でも、浮き輪というキーワードが商品ページ内に入っていなければ、その商品は検索結果一覧に表示されません。

このように、検索されるであろうキーワードを予想してページ内にいれていくのがSEO対策の基本的な作業です。

また、モール内SEOはそれだけではなく、ジャンル・カテゴリーの登録、JANコードの登録など、商品に付随する情報を登録することも必要です。

楽天市場モール内SEOの基本

検索結果に効果のあるキーワード挿入場所

予想したキーワードは、商品ページ内のどこでも挿入していいわけではありません。

挿入すると検索結果に表示される…、つまりキーワード挿入の効果がある場所、あまり効果がない場所、全然効果がない場所があります。

今現在、下記のような順番で効果があると言われています。

商品名 > 商品説明文 > キャッチコピー > 販売説明文

検索キーワードの入れ方

商品名や商品説明文など各場所には文字数制限があります。
そのため、予想するキーワードには順番をつけ、一番検索して欲しい重要キーワードは商品名に、その次は、商品説明文に…というようにキーワードを入れていきます。

売り上げにつながる検索キーワードの探し方

売れるキーワードの探し方

モール内SEOの基本を抑えたところで、次はいよいよ実際に入れていくキーワードの探し方についてお話します。

売れるキーワードの探し方

キーワードには2種類があります。ここで、大切なのは"売れる"キーワードを探すということ。

よくよく調べてみると、キーワードには売れる(売り上げにつながりやすい)キーワードと、売れない(アクセスはあるけど売り上げにつながらない)キーワードがあります。

キーワードを予想して入れても、そのキーワードが売上げに繋がれなければ元も子もありません。たとえば・・・

女性用のTシャツを売りたい時について考えてみたいと思います。

極端な例で考えてみます。

売れそうなキーワードは「Tシャツ」「シャツ」「レディース 半袖」などでしょうか。

そして一見集客はできそうだが売れないキーワードはというと、検索ボリュームが多いけど曖昧な検索キーワードです。

「アパレル」「女性 服」「レディース」などが考えれれます。

特に商品名には文字数に制限があるので、しっかりと売り上げにつながるキーワードかを見極めて入れることで、より効果的なSEO対策となります。

売れるキーワードが分かるトラッキングデータ

検索キーワードのなかで、上記の例のように、購入につながりそうなキーワードと、アクセスがあるだけで購入にはつながりにくいキーワードの区別をつける事ができるようになりました。

しかし、これはあくまで予想の範囲。実際にどうなのかはわかりません。

実は、RMSの機能の中で、購入につながっているキーワードを調べる方法があります。

トラッキングデータという分析ツールです。

これは、お客さんがどんなキーワードで来店したのか、どのページを回遊したのか、どの商品をカートにいれたのか、そしてカートに入れた商品を買ったのか、買わなかったのかまでを追いかけるツールです。

自店舗の購入キーワードが正確に知りたい場合には、一度トラッキングデータを使って確認をしてみましょう。

トラッキングデータ

RMSトップ > R-Datatool > 3.アクセス分析 > トラッキング

トラッキングデータ場所

トラッキングデータに入ると、ある日のお客さんの一覧が出てきます。

トラッキングデータ2

右側の赤文字「か」は、何かの商品をカートに入れた事を意味しています。

また、赤文字「決」は決済をした事を意味しています。つまり、購入に至ったということですね。

一人ひとりのトラッキングを見てみると、どんなキーワードで来店したのかや、どの商品ページを閲覧したのか、カテゴリーページを閲覧したのか、退店したのか、お買い物かごにいれたのかなどが詳細にわかります。

また、時間も同時に記載されているので、どのページをどのくらい見ていたのかなんてこともわかります。

また、面白いのは、前日に何ページも見てお買い物かごに入れてその日はそれで終わり。

翌日にまた何ページか見て、最終的には決済に至った。

なんてこともあります。

モール内SEO実践

楽天SEOまとめ

モール内SEOのおさらい

  • 検索キーワードには売上げにつながるキーワードと、売上げにつながらないキーワードがある。
  • 売上げにつながるキーワードは、一度トラッキングデータから正確に把握をする。
  • 商品名、キャッチコピーなど商品ページ内に売上げにつながる購入キーワードを入れていく。

商品名

モール内SEOの中でもっとも重要な箇所が商品名です。商品名は文字数制限があるため、売れる検索キーワードの中でも厳選して入れていく必要があります。

ルールとしては、キーワードごとに半角スペースで区切りながら、重要度の高いキーワードから先頭に並べていきます。

ひとつ例を挙げて説明します。

商品名記入例

コロンビア  columbia リュック 20L キャッスルロック バックパック アウトドア メンズ レディース キャンプ 登山 通勤 通学 大容量 ブラック PU8185

一例としてあげてみました。

コロンビアのリュックの場合は、ブランド名で検索される場合が多いため、たまたまブランド名が先頭に入っていますが、例えばオリジナルブランドの場合は、ほとんどブランド名では検索されません。

そんな時は、先頭にはリュックが入ります。

商品名推奨マニュアル

2018年に入って楽天市場では、商品名のつけ方に推奨マニュアルがつくられました。

そこには、ブランド名は先頭に入れるように記載がされています。

また、ブランド名につづき、アイテム名、カラー 対象(使う人) などと推奨ルールが決められました。

これにより、リュックは先頭に付けるべきか、ブランド名の後かという問題に直面します。

今現在はリュックは先頭で問題ありません。しかし、今後はマニュアルに沿った書き方に変わっていく可能性もあります。

これに関しては今後注意しながら動向を見守っていかなければなりません。

2018年7月現在、推奨ルールはペナルティや検索順位に影響を与えている傾向は見られません。

しかし、推奨ルールに沿うことで、若干検索順位が優遇されている?というような話も聞きます。(私が調べた範囲では、いまのところはありません)

キャッチコピー

キャッチコピーには、キーワードを並べるというよりは、その名の通りキャッチーな文書を入れていきます。

キャッチコピーは、商品名や、このあと説明する商品説明文よりも、検索順位に与える影響はありません。

それよりは、キャッチコピーの内容を見てクリックしたくなるような内容にする方が、アクセス、そして売上げにつながると見ています。

キャッチコピー記入例

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キャッチコピーはパソコン用とモバイル用の両方に入れてあげます。とくにモバイル用キャッチコピーは文字数が少ないので注意が必要です。

商品説明文

商品説明文は、比較的文字数に余裕があります。したがって、商品名に入らなかったキーワードを全て商品説明文に入れてあげます。

検索順位に与える影響は商品名の次にあります。しかし、商品名が影響度10だとしたら3とか4くらいではないでしょうか。

あ、私の個人的な印象で、データはとってないのでご了承ください!

商品説明文に入れてあげるキーワードの考え方としては、考えられるキーワードの全てをいれます。

冒頭でチラッとお話したとおり、実店舗でどんなに人気のある浮き輪でも、"浮き輪"というキーワードが入っていなければ、楽天市場では検索結果に入りません。

商品説明文には、キーワードを盛り盛り盛り込んで下さい。

ペナルティになる書き方に注意

商品名に入りきらないキーワードを商品説明文に盛り盛り盛り込んで!

と言いましたが…

キーワードの書き方によって、ペナルティを受ける場合があります。

キーワードの羅列です。

キーワードをただ単にたくさん並べたような書き方はペナルティを受ける場合があります。

また、これはGoogle SEOの観点からもマイナス要因です。

キーワードはなるべく自然な言葉になるように商品説明文にいれていきます。

まさに、商品の説明文となるように、時間はかかりますが、キーワードを入れていきましょう。

その他のモール内SEO

楽天市場のモール内SEOはまだあります。キーワードを入れ込むような作業ではありませんが、ここからもアクセスを上げていくために重要な作業です。

あ、厳密には、SEO(検索順位最適化)とは違いますね。

商品ページからアクセス、そして最終的には、売り上げを上げていくための商品ページの設定になります。

楽天市場ディレクトリID

楽天市場全体のカテゴリーを決めるIDです。

バッグならバッグの、子供服なら子供服のカテゴリーに設定することで、そのカテゴリーで検索しているお客さんを正しく店内に誘導することができます。

タグID

商品の特徴やブランドを登録するIDです。カテゴリーと同じように、ブランド名や、カラー、サイズ、素材、キャラクターなどで商品を探しているお客さんを正しく店内に誘導することができます。

まとめ

今回は、楽天市場のモール内SEOについてお話ししました。

面倒な作業が多くありましたが、最初にしっかりとキーワード対策をすることで、商品ページのアクセスが増えていきます。

アクセスが増えれば、売上げが増え、レビューが増え、そして検索順位も上がっていく。売上げはさらに増える好循環サイクルになっていきます。

売れる商品はさらに売れる楽天市場の特徴ですね。

そういえば、最近うちのショップの季節商材がジャンルランキング1位を連発し、売上げが爆発しました。

もう…、

一日中注文が入り続けます。

売れている商品はさらに売れるということをまさに実感しました。

まずは楽天SEOをしっかり対策して、好循環を作っていきましょう。

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